ブラタモリでタモリさんは言いました。
「地名というのは土地の記憶なんですよね、本当は変えちゃいけないんですよ」
横浜でよく知られた地名(行政上の地名のみならず)には、「何で?」と疑問を持つものが多数あります。
とは言っても地名ですから、逆に何にも疑わずそういうものとして認識している場合も多いのですが。
阪東橋はどこ?
横浜市営地下鉄の駅にも、首都高速狩場線のランプにも、バス停にも、交差点名にもなっている「阪東橋(ばんどうばし)」。
でも私、横浜に住み始めて35年ほど経ちますが、「阪東橋」という「橋」を見たことがありません。
かつてあった橋の名前であることは容易に理解できましたが、いったいどんな橋だったのか……、ふとそんなことを思うことがあります。

ネット上をはじめ、かつてあった阪東橋の姿を探してみたのですが、意外と見つからないんですよね。
4月に発売になった神奈川新聞社と横浜市の協働編集誌「横濱」2020年春号の特集は「市電」。
その中に、昭和44年の阪東橋の姿が!

今はなくなってしまったけど、橋の名前を残す場所も訪ね歩いてみたいと思ってます。
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